車値引きのコツ

車値引きのコツ

車値引きのコツ

値引きの神様・松本隆一氏
「車値引き生情報」
月刊自家用車(2017年2月号)

 

紹介されていた、
車値引きのコツをシェアします。

 

松本隆一氏

・値引き歴40年以上
・相談歴30年以上
・値引きの神様として活躍中

 

同士打ち作戦

経営資本が異なる同メーカー店を比較させます。
(ライバル店など)

 

ただし最初からやってしまうと警戒されたり、
同メーカー同士の争いを嫌い引かれる可能性があるので、
最初は別メーカーのライバル車種から比較するのが良いとのことです。

 

「妻が別メーカーの車種を気に入っています」
「このままだと別メーカーになる」
「私は同メーカーでこの店で買いたい」

 

などのアプローチも有効だと思います。

 

また比較することで本命を気づかせないというメリットもあります。

本命が分かるとあまり値引きしなくても購入してくれる
と思わせる可能性があるからです。

 

知り合い営業マンと序盤で交渉しない

値引きしなくても買ってもらえると思われるからです。

 

「お得意様なので最初から限界金額です」
などの営業トークを使われたら断りにくくなりますし、
より高い金額の交渉がしづらくなります。

 

後出しじゃんけんをしたい
営業マンの本音ですので、
最初から優位に立たれる関係性は避けた方が良いと思います。

 

ディーラー担当の買い替え提案

大幅値引き交渉のチャンスです。

 

「買取店への査定も検討している」

 

など買取店をライバルとして浮上させれば、
通常下取りで値がつかないものもつく可能性が出てきます。

 

「買取店とも比較してください」

 

この発言がディーラーから出た場合かなりの自信があるので、
値引きは限界に近い金額になっている可能性が高いです。
(そして親切なので信用できます)

 

メーカーオプションと付属品

純正品を外すことで購入価格を下げることができます。
(ナビ、スピーカーなど)

 

量販店で購入することで、
純正品よりも安く取り付けられるからです。

 

取り付け費用に関しては、
各種値引き交渉の微調整に使えます。

 

残価設定クレジット

3年後(または5年後)の残価(下取り査定額)を、
先取り(先に下取り)として新車を購入するシステムです。

 

(例)総額600万円の新車購入の場合
・3年後の下取り額を300万円と設定
・残金300万円を3年間で支払うローン

 

(3年経過)
1.残価300万円を支払い購入
2.売却
3.下取りで新車購入

 

という選択肢があります。

 

頭金がない・少ない
毎月の支払額を抑えたい

 

という方に向いています。
3年後の残価を含めた総額に金利がかかりますので、

 

頭金を用意できる
できるだけ長く乗りたい

 

という方は別のローンがおすすめです。
(頭金を差し引いた残金への金利で済むので)

 

顧客管理しやすいというメリットがディーラーにあります。

 

(3年後のディーラー提案例)
「残価は200万円でした」
「買い替えなら下取り250万円出します」
「プラス50万円になります」
「この50万円を頭金にできます」
「また残価設定クレジットで新車買いましょう」

 

といった提案ができて、
顧客を繋ぎとめておくことができるからです。

 

まとめ

ライバルを作り競争を生む
知り合い担当は強気の姿勢で
ディーラーと買取店は比較する
オプションや備品も交渉する
ローンは自分に最適か検討する

 

(参考)ディーラーと買取店の比較