車値引き限界
「この値引き額が限界です」
(ディーラーや買取店担当の言葉)
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本当に限界かどうか?
以下のシーンやタイミングは本当の限界である可能性が高いです。
ディーラーから買取店査定の提案
「買取店の査定額と比較してください」
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この言葉がディーラーから出た場合、
値引き額に自信がある可能性が高いです。
7年落ち、プレミア年式などは、
ディーラーでは価格がつかないからです。
買取店は販路が多くより高く買える仕組みを持っているので、
その買取店との比較を進める場合、
トータルでディーラーの方がお得になる自信があると考えられます。
若手の売れてなさそうな営業担当
販売実績を作りたいからです。
売れている営業マンは自分の顧客や紹介でノルマを達成しているので、
値引き交渉にあまり応じる必要がありません。
店舗としての全体ノルマもありますので、
売れていない営業マンには値引きさせてでも売らせる可能性が高いです。
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値引きの逆指しも使えると思います。
(こちらから希望額を提示)
「○○万円なら今決めるから店長に相談してよ」
などと提案すれば、
本当の限界額を引き出せる可能性が上がると思います。
日曜日の夜と月末
営業ノルマを確認される時だからです。
(精神的にも追い込まれている時間帯)
(とある買取専門店の例)
・日曜の夜7時くらい
・営業部長や役員から契約台数の進捗確認がくる
・ノルマを達成していてもいなくても拍車をかけられる
・店長からも同じことを言われる
また販売目標、メーカーとディーラーの契約が1ヶ月単位で設定されているので、
月末も同様の状態になっています。
実際に新車登録は、
毎月最後の3日間で月全体の50%以上が登録されています。
2月〜3月、9月
決算月(3月)だからです。
新車ディーラーは3月までの販売実績で、
メーカーから受け取る販売奨励金(バックマージン)の額が変わります。
販売奨励金は販売台数に比例しますので、
値引きしてでも販売実績を増やそうとします。
またメーカー側も車がよく売れる時期は、
通常よりも多くの販売奨励金をディーラーへ用意して、
販売促進を促すケースもあります。
3月は進学、就職、異動などで、
特に車が売れやすい時期となります。
販売奨励金は値引きの原資になりますので、
より期待できるようになります。
まとめ
ディーラーと買取店の比較提案
若手の売れてなさそうな営業担当
日曜日の夜と月末
2月〜3月、9月
(参考)ディーラーと買取店の違い