車値引き
車値引きの背景
日本の新車販売は値引きが前提条件です。
(ガリバーの社員に教わりました)
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一般的文化が根付いているからです。
ワンプライス販売
定価の販売方法です。
日本GMが「サターン」ブランドを導入した時に、ワンプライス販売を実践しました。
結果的にサターンは成功しなかった実例があります。
その後も多くのメーカーがワンプライス販売に挑戦してきましたが、
販売当初は一時的に実践できても、
しばらくすると値引き販売になるという結果でした。
レクサスもワンプライスに取り組みましたが、
現在は6〜15万円が値引き相場になっています。
車値引きのポイント
下取り車の有無で値引き額が変わります。
ディーラーの利益源になるからです。
ディーラーは中古車展示場で販売する中古車を確保するために下取りをします。
中古車を再販することよって利益を確保できるからです。
しかし重要なポイントは、
下取りでは価格がつかないものがあることです。
下取りで値がつかないもの
7年落ち、プレミアの年式などです。
プレミアの年式
エンジン形式などで価格が変わることが一般的ですが、
ディーラーでは一律価格になることが多いです。
ディーラーは売ることが仕事であり買取は本業ではないので、
買うことが仕事の買取業者より値は安くなる傾向にあります。
実際に下取りよりも買取店の方が135万円高く売れた実例もあります。
(上場企業が運営する一括査定:かんたん車査定ガイドより)
一括査定とは
買取業者の査定額をまとめて比較することです。
60秒程度のインターネット入力で、
相場(概算価格)と高く売れるところが分かります。
一括査定サービスの選び方
しっかり比較したい、電話連絡を避けたい方へ
カーセンサー
・提携業者2,000社以上
(他サービスは100〜200社程度)
・メール連絡のみの依頼が可能
(任意項目:連絡希望時間帯枠に記入)
・査定会社を選べる(チェック形式)
・東証一部上場企業(リクルート)
・一般社団法人日本自動車購入協会
(ウェブサイト監修)
(公式)カーセンサー
個人情報の流出が不安な方へ
ユーカーパック
・個人情報が業者に流れない
(ユーカーパックだけが受取管理)
・電話連絡は1回だけ
(ユーカーパックから査定に関して)
・日本初の買取代行サービス
(入札方式)
・最高1,000社が入札に参加
(買取最高額の引き上げが期待)
(公式)ユーカーパック
車値引きのまとめ
日本の新車販売は値引きが前提の文化ですので、
こちらも購入時は遠慮なく交渉できると思います。
下取りの有無で値引き額が変わるので、
検討されている方はあり・なし両方の見積もりを比較することも有効だと思います。
ただし7年落ちやプレミアの年式など、
下取りで価格がつかない条件があることが注意点です。
また買取店は車を買うことが専門ですので、
より高く買い取るための販路を国内外に多く持っています。
車種、形式、エリアなどで買取店ごとに査定額は変わりますので、
一括査定で相場(概算価格)と査定額が高い店を知ることができます。
そして買取店と下取りの査定額を競合させることで、
下取り額を引き上げて値引き額を増やす
現車を下取りより高く買取店へ売って、プラスの差額を新車購入へ充てる
(下取りではなく売却と購入を分ける)
のどちらかが可能になると思います。